インタラクティブ映画で一ショットを替えたら:字幕・予告・デモの版を追跡する
使用箇所ごとに一行記す参照一覧で、字幕、予告、体験版、プレスキットを追います。ファイル、時間、物語の変更を分け、具体的な納品版に確認根拠を付けます。

ショットの行き先を調べ、納品物を一つずつ確認する
インタラクティブ映画のショットを替えたら、まず番号で全使用箇所を探し、字幕、編集、物語の修正要否を行ごとに判断し、納品ファイルを開いて確認します。「ショット参照一覧」は一行に一ショットの一納品物での一使用を記す道具です。同じ予告に二回なら二行です。
通常の変更履歴は何を変えたかを答えますが、一覧は旧内容がどこに残り、誰が処理し、何で完了を確かめるかも答えます。「ショット更新済み」だけではデモ内コピーや資料の古いスクリーンショットを追えません。
以下の『雨夜の保管ロッカー』は架空教材です。番号、時間、処理は例示で、実際のユーザー事例、実測結果、製品機能ではありません。自動確認なしで手作業の管理ができます。
全参照に印を付ける前に差を記す
「ショット017」の旧版は8秒で、人物が鍵を上げ「ずっと私が持っていた」と言います。新版は6秒、カウンターに置き「今渡す」と言います。同じ受け渡しの場面を担うので番号は保ち、ファイルを旧版と新版で区別します。
記録は「017、8秒から6秒へ、台詞変更、所持から受け渡しへ、デモ第7版に採用予定」です。字幕は聞き直し、予告は意味、体験版は後続会話、資料は静止画と説明を確認する範囲が決まります。
影響は三種類です。旧ファイルを参照するファイル影響、短縮で字幕や後続の切り位置がずれる時間影響、映像更新後も文字が渡していないとする意味影響です。パス変更だけでは最初しか扱えません。
同内容の再エンコードなら編集を保てても書き出し確認は必要です。別の物語結果に変わるなら別番号を作り、両番号の行き先を調べ、正しい旧分岐まで替えないようにします。
一つの参照表で四つの納品物を結ぶ
以下の列を複製できます。行は全て予定作業で未完了です。短くした位置と版には、実務で直接探せるパスかプロジェクト内位置を足します。
| ショットと差し替え | 参照対象と位置 | 使用方法 | 今回の処理 | 担当者 | 状態と根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| 017旧→新 | 中国語字幕第4版、38~39項目 | 独立字幕 | 台詞を書き直し時刻調整 | 字幕担当 | 未処理、根拠未記入 |
| 017旧→新 | 予告第3版、12~16秒 | 旧ショット抜粋と焼き込み字幕 | 区間再選定、文字カード変更 | 予告編集 | 未処理、根拠未記入 |
| 017旧→新 | 体験版第6版、カウンター受け渡し入口 | パッケージ内映像コピー | ファイル交換、後続台詞確認 | デモ担当 | 未処理、根拠未記入 |
| 017旧→新 | 資料第2版、3ページ | 静止画と説明 | 静止画交換、所持関係変更 | コンテンツ担当 | 未処理、根拠未記入 |
「予告」だけでなく版を記します。位置は字幕なら項目、映像なら区間、体験版なら入口、文書ならページです。元ショットと予告の時間は別座標なので「元映像時間」「予告時間」と明記します。
使用方法で確認を変えます。独立字幕は個別修正でき、焼き込みは映像の一部なので再出力が必要です。静止画も依存ファイルがなくても古い物語情報を持ち得ます。ファイル名だけでなくスクリーンショット、文字カード、対応台詞も探します。
一回の差し替えを検証可能な記録まで追う
まず字幕を新台詞に替え、新音声で出現・消失位置を決めます。全後続字幕を一律2秒早めません。間で長さを補えば後の時間は変わらないかもしれません。実際の変更項目を記録し、字幕と納品映像を一緒に再生します。
次に予告です。12~16秒に旧ショット、前に「彼は最後の切り札を持ち続ける」とあるとします。新版で渡すなら長さが収まっても文字と矛盾し得ます。文字を直すか別ショットを使います。渡す前だけ抜いても前後の組み合わせを確認します。
次に納品予定のデモ第7版を開き「ホールへ入る→保管ロッカーを尋ねる→カウンター受け渡し」で到達し、次へ進みます。「なぜ渡さない?」が続くなら関連確認項目として追加します。直接使用から隣接内容へ広げられますが、追加ごとに具体的な関係理由を記します。
最後に資料です。3ページの旧静止画が握る鍵、説明が「受け渡しを拒む」なら、ファイル名が違っても範囲に入れます。画像交換後は実際に書き出した文書を見て旧説明も残らないか確認します。
各行の完了根拠は最低限、納品版、確認位置、観察結果、確認者です。「デモ第7版、受け渡し経路、新台詞と字幕が一致し後続接続、確認者署名待ち」といった形式で記せます。形式例で、再生の代わりにも事前の合格記録にもできません。
明確な完了条件で漏れと例外を扱う
状態は未処理、要再確認、完了、今回は替えないと統一できます。対象が生成され、指定位置を見て、結果を記録して初めて完了です。元プロジェクトを直して未出力の予告は要再確認にします。
旧版を全部消す必要はありません。保存目的を記して歴史資料を残し、現公開入口が指さないか確認します。予告を今は替えないなら理由、公開範囲、次回確認条件を記し、空欄を決定の代わりにしません。
別言語字幕、別画面比の予告、実演担当へ渡した独立コピーは漏れやすい項目です。最後に納品一覧から逆に、使う全ファイルで017と派生画像・文字を確認したか調べ、漏れを足します。
表で追えるのは登録済みか今回見つけた参照だけで、未知コピーがない証明はできません。納品一覧も不完全なら、まず現外部使用版を列挙してから完了判断をします。一覧と対応版を渡し、次の担当が各結論を特定、閲覧、再確認できるようにします。


