インタラクティブ映画制作ワークフロー:クリップ接続仕様表で映像と操作をつなぐ
再生できるだけでなく、入口条件、選択の有効時点、状態を確定するイベント、失敗時の戻り先を示します。接続仕様表で合意を確認可能な引き継ぎ根拠にします。

引き継ぎの中心は出口の意味を明確にすること
映像と操作をつなぐ各クリップに、入口状態、選択受付、終了イベント、書き込み、異常の戻り先を付けます。受け手は接続し、送り手は対応映像で根拠を示します。小規模向けに提案するインタラクティブ映画制作ワークフローです。
架空のミステリー短編『雨夜の保管ロッカー』を教材に、調査者の許遥が当直室で録音を見つけ、再生かしまうかを選べます。クリップ、時点、推論は独自設計で、実際のユーザー事例、実測、DramaFork機能ではありません。
後工程と操作実装の接続を扱います。再生を押しても聴取完了ではありません。クリックで合言葉既知を記録し、その後読み込み失敗して次で入力できれば映像と論理が違います。意図と事実を分け、事実を有効にする出口を決めます。
複製できるクリップ接続仕様表
確定映像、字幕、出口画面説明、状態用語集が入力です。一行は個別呼び出し可能な版、見出しは納品回、ファイル、長さ、時刻基準です。本例はクリップ再生のミリ秒で、停止・バッファ待ちは区間を進めません。
| 項目 | 必須内容 |
|---|---|
| クリップID | 固定識別と今回ファイル版 |
| 入口条件 | 必要状態、不成立の行き先 |
| 選択受付区間 | 開閉時点、選択、時間切れ既定、重複入力 |
| 終了イベント | 自然終了等の明確なイベントと各行き先 |
| 状態書き込み | 項目、値、発動イベント。なしも明記 |
| 失敗時復帰 | 種別、復帰位置、保持と破棄データ |
「ID:;ファイル版:;入口:;受付:;終了と行き先:;書き込み:;復帰:」を使えます。「映像根拠:;期待イベント記録:;確認判断:」も付けます。
次へ行くだけでなく自然終了、エラー、自発スキップを分けます。本例は重要録音を飛ばせません。実装で区別できなければ接続せず、実装か約束を直します。
一選択から一状態確定へ
持続状態の録音所持は真、合言葉既知は偽です。保留選択は今回再生中だけで認知を変えません。三接続は以下です。
| ID | 入口条件 | 選択受付区間 | 終了と行き先 | 状態書き込み | 失敗時復帰 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当直01 | 録音所持が真 | 8000~12000ミリ秒、再生か収納 | 自然終了後、保留選択で02か03 | 持続書き込みなし | 最初へ戻り保留を消す |
| 当直02 | 再生選択かつ録音所持 | なし | 自然終了で棚扉04 | 合言葉既知を真 | 再生選択を保ち本区間を再試行 |
| 当直03 | 収納選択 | なし | 自然終了で棚扉04 | なし | 収納選択を保ち本区間を再試行 |
8000を含み12000を含みません。最初の有効クリックで固定し、閉鎖まで未選択なら収納です。区間外は変えません。01は14秒で選択後も最後まで流し、懐中電灯を置く動作を切りません。
9秒で再生を選ぶなら意図だけ記し、01後に02へ。合言葉を完全に流し、自然終了で初めて既知を真にして04へ進みます。書き込みと移動は同じ出口処理で、同回終了通知が重複しても再移動しません。
04は両認知状態を受け入れても入力は既知時だけです。共通映像で既に答えを知ると言えません。録音は一度だけ提供し見返し不可。追加するなら入口を別定義し、表から推測しません。
確認根拠と差し戻し理由
映像とイベント順を確認します。後工程は02の合言葉終了と最終フレームを示し、実装は同版の入口、選択、終了、書き込み、対象を記録します。ボタン移動だけでは確定の証明ではありません。
以下は予定の確認手順で実施済みではありません。
- 正常再生選択:02の終了前は既知が偽、終了後に真、その後04へ。
- 無操作:閉鎖時収納、03から04、認知不変。
- 閉鎖時クリック:同再生時刻で無効、既定を上書きしない。
- 02中断:既知を書かず、再試行成功と自然終了で確定。
- 終了通知重複:今回一出口だけ、04へ重複進入しない。
期待、実際、判断を残し未実施は要検証です。入口不成立は呼び出し停止、確認済みチェックポイントへ。既定収納で不正状態を隠しません。
誤ファイルは後工程納品、台詞欠落は編集、台詞がすべて残っている状態でも早い書き込みは実装、合流後の認知矛盾は物語設計と編集へ。版、経路、不一致欄を記し、ここが違うだけにしません。
代替と限界
時間不足なら01後の専用選択画面で待ち、選択後02か03へ。滞在で区間を定義し表を更新します。即応なら切れる映像と音を先に用意し、終了後をクリック後へ言い換えるだけでは足りません。
少数なら共有表、多分岐なら同項目の構造設定でも映像と比べます。同IDの交換も版を更新し受付、終了、参照入口を再確認します。
編集素材の実行論理を扱い、検索、撮影予定、外観統一ではありません。欠けた接続映像は補えず、両経路とも同映像へ入れないなら入口を分けるか合流を直し、条件を緩めて通しません。


